灯り屋のはじまりは2010年7月7日、高崎の羅漢町でユイミカフェとして開店し、夜の3時まで食べたり飲んだりできるお店として高崎の街に小さな灯りをともしてきました。その後区画整理により引っ越すこととなり、人が出会う場としてのカフェが旅の人も迎えられるようになったら、コミュニケーションの輪がもっと広がって楽しくなるのではと思い、1階をカフェ、2階をゲストハウスとして、灯り屋に名前を変えて2015年の4月4日に再オープンしました。開店から変わらず、誰もが同じようにくつろいで楽しんでもらえることを心がけて営業しています。近所の人も遠くの人も、ひとやすみしたり泊まったり、ここを拠点に街を楽しんでもらえたら嬉しいです。
ピアノもスイミングも、小さい頃からなりたくてなった保育士も、何をやっても長続きしなかった私が自営業九年目となり、こうして灯り屋に日々立っている事に自分が一番驚いています。ここでお客さんと過ごす時間は、毎日いろいろあって飽きることは全くありません。
この仕事を始めて沢山のさまざまな方達に出会いましたが、カフェと一緒にゲストハウスも始めることになり、これから訪れるであろうさらなる出会いにとてもワクワクしています。私だけでなく、来ていただいた方達にとっても良い出会いの場・居心地の良い場になるよう灯り屋作りをしていきます。そう、まだまだ灯り屋は完成していません。ぜひその日その時の灯り屋を楽しみにお出かけください。
シンボルマークについて
いつもそこに変わらずにあって、ご飯を食べに来る人、おしゃべりしに来る人、本を読む人、ボーっとする人、雨宿りや暖を取りに来る人などいろいろな人達がやってくる、灯り屋はそんな風に人々を受け入れる場所でありたいと思っています。メタセコイヤという木は、空に向かってまっすぐ伸びるその形が何千万年も前から変わっていないことで知られているそうですが、遠くからもよく見えて訪れる人の目印になる大きなメタセコイヤは、お店のシンボルマークにぴったりだと思いました。そのイメージを貼り絵デザイナーのChaiちゃんに伝え、制作をお願いしました。Chaiちゃんが貼り絵の素材として使う、雑誌や新聞から切り抜いた色も形もひとつずつ違う紙は、まるでこの場所に集まってくるさまざまな人やモノのようです。イメージしたとおりの素敵なマークができたと思っています。